ハーブ(薬用植物)と仲良くなるためにーパップ剤、パック

クレイやハーブの粉末を液体で溶いて、直接患部に塗布する方法を、ハーブ療法ではパップ剤といい、パックもパップ剤のひとつになります。

吸着剤としてカオリンやモンモリオナイト、ガスールなどのクレイを使うことが一般的です。

クレイそのものに毒素や老廃物を吸着させる作用が期待できますし、クレイにも様々な特徴があるので、どのクレイを使用するかも選択する楽しみになってきます。

私はガスールというクレイを好んで使っています。ガスールはモロッコだけで産出される洗浄力と保湿力の二つをそなえた粘土(クレイ)で、古来より洗顔、洗髪、全身パックに美容のために利用されてきました。 ガスールにはたっぷりと天然ミネラルが含まれており、肌を滑らかに整えてくれます。

ハーブ療法では、消炎の目的で冷パップを施したり、血行促進目的で温パップを施したりします。私は以前、ドイツに自然療法の勉強にいったときに、副鼻腔炎のケアでフラックスシードの温パップを行いました。パップ後、鼻が通りとても快適だったことを覚えています。

パップ剤はハーブティーやチンキ剤などの内服剤と違い、直接患部に作用させることができるのが特徴で、目的によってはとても効果が感じられる手当になります。

美容目的のパックでは、お肌がワントーンもツートーンもあがるのはよくあることです。(それだけくすんでいるということですね・・・・)

ガスールベースのハーブパップ(美容目的)の作り方と使い方

用意するもの:ガスール20g、ハーブパウダー2g、ハーブ浸出液または芳香蒸留水大匙1、精製水、お好みでチンキ剤数滴

容器にガスールとハーブパウダーを入れ、ハーブ浸出液または芳香蒸留水で溶きます。もし大匙1で足りなければ、精製水を足して耳たぶくらいの硬さまで溶いていきます。

美容目的のパックにするときは、ヨーグルトやバナナ、アボカドを入れたりします。ヨーグルトはお肌を柔らかくしてくれ、バナナやアボカドは栄養分豊富でパック後にお肌をしっとりさせてくれます。

パップ剤は使用する分だけを作り、翌日には持ち越さないようにしましょう。

書籍などでは、パップ剤を作成するとき、エッセンシャルオイルを入れるレシピが紹介されていることもありますが、個人的にはおすすめしていません。

パップ剤作成時に油性基材はほとんど使わないため、作成したパップ剤にまんべんなく精油が分散しにくく、お肌に高濃度の精油が触れる可能性があるからです。美容目的のときは作成したパップ剤はパックとして顔面に塗布することになりますので、皮膚が薄い顔面に使用するものには特に精油を入れることはおすすめしていません。

でも筋肉痛や捻挫など顔以外の部位に、痛みや炎症を緩和する目的で作成するパップ剤の場合は、精油の添加も有益になる場合もありますので、目的や場面などで判断するとよいでしょう。

パップ剤を塗布した後は、可能であればラップやガーゼなどで水分が飛ばないように覆うのが理想です。

ラップやガーゼなどで覆った場合はパップ剤の乾燥が防げるため、長時間パップ剤を当てておくことができます。

もし覆う事が出来ない場合は、パップ剤の表面が乾燥してきますので、乾燥してきた時点で洗い流しましょう。

美容目的の顔面パックのときは、顔の凹凸などからなかなか覆うことができませんので、5分程度で洗い流すことになります。

でもたった5分のパックでも顔のトーンがあがり、クレイとハーブによる美容効果、デトックス効果が感じられますよ。

私のお勧めのハーブはラベンダー、エルダー、カモミール、スギナ、オリーブリーフ、アロエなどです。保湿作用と美白作用がとても感じらるハーブです。

週に1回、フェイシャルスチームと共に定期的なスキンケア方法として取り入れることをおすすめします。

ぜひ取り入れてみてください。

 

 

関連記事

  1. マロウやマヌカハニーを使って喉ケアスプレーを作ろう
  2. ハーブ(薬用植物)と仲良くなるためにーハーブバス
  3. お料理が美味しくなるハーブビネガーを作ろう!
  4. 土曜日の市場終わりました。
  5. 気持ち新たに、ハーブを伝える
  6. 精油の化学の授業
  7. ハンドメイドUVクリームで紫外線ケア♪
  8. もうひとつのベルガモット~シソ科ハーブ~
PAGE TOP