アロマテラピーでよく使用する精油にユーカリがあります。
ユーカリはコアラのご飯としても有名なのでアロマテラピーに特に興味がない方も、名前くらいは聞いたことのある植物ですね。
ユーカリにはものすごい種類があるって知ってましたか?
私もアロマテラピーの勉強したての頃は、ユーカリといえばコアラだったのが・・・
勉強をするにつれて、ユーカリと言われたら「グロブルス?」「ラディアタ?」「ユーカリレモン?」と、どのユーカリを指しているのかを聞くようになり、輸入を始めるともっと多くのユーカリを知り、「ディベス」「スミシィ」なんかも今手元にあります。
そう、ユーカリは実はとっても奥が深いんです。
いちばんメジャーなグロブルス種で事足るんちゃうん?
そうっちゃえばそうなんですが、ご縁があって今実にいろんな種のユーカリと接しており、ユーカリのかぎ分けや使い分けにはまっているんです。
ユーカリは種類によって全然違う!
おもしろいことに、「ユーカリの香り苦手っ!」と言っていた方に、違う種のユーカリを嗅いでもらうと、
「あ、このユーカリ嫌いじゃない?!!」という返答も結構あったりするんです。
(その逆もありますけど・・・)
Tiaraでは蒸留もしているので、よく接するユーカリは精油とハイドロゾルの成分分析もとりました。
- カマルドレンシス種
- カンフォラ種
- ゴニオカリクス種…など
精油とハイドロゾルの成分分析結果をみると、ますますユーカリの面白さにはまってしまうのです。
それで今回みなさんに紹介したいのが、マルドレンシス種のユーカリです。
カマルドレンシス種のユーカリはフェイシャルケアにも使える
海外では特に医療分野などで活躍することのあるカマルドレンシス種。
カマルドレンシス種は作用が穏やかなので子どもやお年寄りの適用に優れていて、実際そのような使いわけがなされているんです。そして、皮膚の薄いフェイシャルケアにもぴったりだとか。
フェイシャルにユーカリ!?
ありえない、きつーい!
それはユーカリ=グロブルス種の話。カマルドレンシス種はフェイシャルケアにも使えるんですよ。
スキンケアに
スキンケアではニキビ、やけど、水ぶくれ、切り傷、疱疹、虫刺され、虫除け、シラミ、皮膚感染症などに実際に使われています。
我が家では子どもの虫よけ、虫刺されのケアに利用しています。
トリートメントに
トリートメントでは筋肉痛、血行不良、リウマチ、関節炎などに有効です。
吸入やバームに
吸入やバームなどでは喘息、気管支炎、カタル、咳、喉感染症などのケアに使えます。
神経系には虚弱、頭痛、神経痛。
そのほかにインフルエンザ対策にも有効。ハイドロゾルのスプレーとか使えそうですね。
ハーブや精油には相性があります。
目的をもって使用したハーブや精油にあんまり効果が感じられなかったときは、自分には合っていないのかもしれません。ハーブや精油には相性がありますから。
そんなときの選択肢に、ユーカリのカマルドレンシス種なんかも入れておくといいですね。
かなりメディカルユースできそうなユーカリですから。
ご関心のあるかたは緑と香りの学校Tiaraまでお問い合わせください。